(日本語訳) 『Mortal Kombat』 のボスが次世代ゲーム機を語る: ロード処理の新しいやり方は「とんでもない影響力を持つ」
『Mortal Kombat(モータル・コンバット)』のボスが次世代ゲーム機を語る: ロード処理の新しいやり方は「とんでもない影響力を持つ」
ジュゼッペ・ネルヴァ (Giuseppe Nelva, Twinfiniteライター)
2020年5月23日
今日、Summer Game Fest(サマーゲームフェス)のライブストリームの中で、『Mortal Kombat 11』クリエイティブディレクターのエド・ブーン(Ed Boon)が次世代機の印象について語った。
ブーンは、ロードをほぼ一瞬で終えてしまうことがもたらすインパクトを、人々はおそらく過小評価していると言及した。
彼はまた、新しいゲーム機で一体どういうことが可能になるのか、その表面をなぞってすらいないと思うと付け足した。
「ああいう新しいゲーム機(編者注:Xbox Series XとPS5)が出てくる度に、『じゃあグラフィックスはどうなの?』ってみんな言うのはおかしいよね。ロード(読み込み)時間がほぼゼロになることで起きる影響を、過小評価していると思う。
これまで無理だと思われてきたけど、突然、扉が開いてできるようになったんだ。
2つのシステムで最終的にどんなことまでできるのか、まだ表面をなぞってすらいないと思うよ」
数日前に公開されたUnreal Engine 5のデモについて、ブーンは自身の興奮している様子を語り、メモリとロードをコントロールする新しいやり方が、大きな影響力を持つと確信していると付け加えた。
「我々の立場から言うと、今後発表されるいろんなゲームにも注目しているし、興奮しているよ。
ぼくらは皆ゲーマーでもあるし、みんながそう……オーディエンスの一部なんだ。
みんな座って見ていたんだけど……ぼくはPS5とUnreal 5のデモに釘付けになって、叫んだよ。『こんなのあり得ない!勘弁してくれよ!あり得ないよこんなの!』ってね。ぼくらはみんな、あれのファンなんだ」
(中略)
「ぼくにとってグラフィックスは、ある意味あって当たり前のものだ。
うん、グラフィックスはもっと良くなるだろうね、でもこんな風に新しいやり方は、メモリを使いこなすメモリとか、ロードなんかのあれ(編者注:UE5デモ)みたいなのは、とんでもない力を持つようになるよ」
『Mortal Kombat 11』は現在、PS4、Xbox One、およびPCで発売中。DLCの『Mortal Kombat 11:Aftermath』は5月26日にリリースされる。
〈元記事〉
〈サマーゲームフェス ライブストリーム〉
Live Geoff Keighley Q+A plus special Guest Ed Boon (Mortal Kombat)