(全文日本語訳) PS5のDualSenseコントローラーは「史上最高の1つ」になるかもしれない ～ 『Dying Light2』のデザイナーが語る

PS5のDualSenseコントローラーは「史上最高の1つ」になるかもしれない

～ 『Dying Light2』のデザイナーが語る ～

リアム・クロフト (Liam Croft, Push Square シニアスタッフライター)

2020年4月23日

もうご存じかと思うが、ソニーのPlayStation 5 DualSense(デュアルセンス)コントローラーは、ゲーム業界と開発者の両方のコミュニティを大いに盛り上げている。

ハプティック(触力覚)フィードバックとアダプティブ(可変適応)トリガーによって、日本の巨大企業は過去に行ったことを繰り返すのではなく、パッドの機能群とデザインをもって真に大きな一歩を踏み出そうとしているのだ。もちろんその証拠は、我々がコントローラーを手にしてみないことにはわからないが、ハードウェアメーカーが然るべき仕事をしているのは明らかだ。

そういうわけで我々は、開発者がPS5のDualSenseコントローラーをどう考えているのかもっと知るために、『Dying Light2』の開発者・Techlandに取材して、このイノベーション(技術革新)について意見を聞くことができた。

リード・ゲームデザイナーのTymon Smektala氏はPush Squareに、このコントローラは素晴らしいものだと語った。

「本当に大好きです。びっくりするデザインで、SFの時代にもういるかのような2020年を予知したような、未来的なものです。

形については手に馴染んでくれるか確かめないといけないけど、かなりいい感じに見える。これは史上最高の(コントローラーの)一つになるチャンスがあると思うよ。十分なサイズをもってるけど、同時に清楚かつ型破りなんだ」

Smektalaはそれから、PS5のDualSenseコントローラを際立たせる、いくつかの機能を説明した。

「それにハプティック・フィードバックとアダプティブ・トリガーは、今みんなが考えてる以上に、本当のゲームチェンジャーになるよ。

全体的に頑丈かどうかが気になるね。あんまりスマートだから、うっかり落としたりキレちゃっても大丈夫なのだろうかってね。

でもまあ、最初はいろいろな意見があったのは知っているけど、私にとっては絶対的に素晴らしいものだよ」

最近、Tymon Smektala氏自身を含むPS5ゲームの開発者たちから、次世代コントローラへの愛情が噴き出していることを考えれば、このコントローラに詰め込まれた数々の機能が、すぐ放棄されはしないことは明らかだ。

アダプティブ・トリガーやハプティック・フィードバックといったものはどうやら定着するようだし、『Dying Light2』はうまく活用できるかもしれない。

このゲームは無期限の延期を受けて発売時期は未定となっているが、TechlandはPS5版が開発中であることを認めた。

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